【中国語】有:「持っている・ある」といった所有・存在を表す漢字

「私は財布を持っています」「私には弟がいます」といった所有を表す場合、中国語では「有」を使います。

 

  • 有:所有を表す
  • 人や物が「ある」という表現にも使える
  • 有と在の違いについて

 

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【中国語】有:持っている・〜がある

yǒu

 

「有」には、2つの意味があります

  • 所有:持っている
  • 場所・存在:〜にある

 

日本語では所有を表す「持つ」と、場所をあらわす「〜にある」を使い分けますが、中国語では同じ「有」を使います。

 

例えばこんな感じです。

  • 我有一个哥哥(私には兄が1人います)
  • 桌子上有一个钱包(机の上に財布があります)

1つ目は、私には兄がいるという所有を表しています。

2つ目は、机の上に財布があるという存在を表しています。

 

考え方としては机が財布を所有しているとイメージするとしっくりくるかもね

 

〜は、ありますか?

日本語ですと「所有」を尋ねる際に「持っていますか?」ではなく、「ありますか?」と言ったりしますよね。「ペンはありますか?」「ポイントカードはありますか?(お持ちですか?)」という言い方をしたりする事もあると思います。

 

こう考えると日本語でも所有を尋ねる際に、「ある」という存在を尋ねる言い方をすることもありますね。

 

そんな尋ねる文を作りたい場合は、後ろに「吗」を付ければOKです。

附近有便利店吗?(近くにコンビニはありますか?)

「附近有○○吗?」の○○にコンビニだったり本屋などの名称を入れて後ろに「吗」を付ければ、「この辺に○○はありますか?」という文ができます。

 

ちなみに、人がいるの「いる」にも「有」を使うことができるよ。「いる」と「ある」も使い分けないのです。

 

「有」を否定する場合は、没有

没有 méiyǒu

 

「持っていない」「ありません」と否定する場合は、「没有」です。

 

否定を表す「不」には、意思が含まれるのでニュアンスが異なってしまいます。

>> 不との没の違いについて

 

【まとめ】有:持っている・〜がある

「有」の使い方

  • 「有」には、所有を表す意味があります
  • 場所や存在に対して「ある」という使い方もできます
  • 「いる」と「ある」を使い分けないので人にも使えます
  • 否定する場合は、没+有

 

「有」と「在」の違いについて

ややこしいのが「有」と同じような使い方をすることができる「在」です。「在」にも「ある」という存在を表す意味があります。

 

ざっくりと説明するとこんな感じです。

  • :特定はできていない
  • :特定できている

例えば「机の上に財布がある」という状態に対しては、「有」を使います。「机の上にあなたの財布がある」という特定の状態に対しては「在」を使います。

 

特定している物に対しては「在」

基本的に「誰が、誰の」といった特定された物に対しては「在」を使います。ただし、たまに特定していないにも関わらず「在」が使われることがあります。

 

先程の例文を使って日本語訳でニュアンスの変化を表してみます。

  • 有:机の上に財布がある
  • 在:財布が机の上にある

このように誰の財布かは特定されていませんが、「有」と「在」を使い分けてこういう表現をすることができます。「有」と「在」では、語順が変わっていますよね。もちろん中国語でも同じように変わります。

 

  • 有:(場所) + + (人・物)
  • 在:(人・物) + + (場所)

「有」の方では財布(物)が文の後ろに来るのに対して、「在」は財布(物)が文の前に来ています。文の前か後ろかでニュアンスが少し変わることに気づくでしょうか。

 

「有」はその状態を表しているのに対して、「在」は特定の人や物がどこにあるのかを表しているように感じないかな?